2018年04月04日
地殻中に存在する元素について
地殻中に存在する元素を質量パーセント順に挙げると2番目に多いのは?
・・・などという問題をよく目にします。
答えはケイ素Siです。
これは単純に「クラーク数」の暗記の問題として扱われますが、
クラーク数とは、
「地表付近(地表面から10マイル以下までの範囲)に存在する
元素の割合を予測計算し、質量パーセント順に表示したもの」
とのことです。
地表付近には「地殻」以外に海水や大気も存在するので、
「クラーク数」を「地殻中の元素の割合」と完全に同じとみなすのは
少し大雑把ですが、地表付近の地殻(岩石)の占める質量割合が
約93.06%、海水が約6.91%、大気が0.03%となっているので、
おおよそオッケーということなのでしょう。
細かい定義はさておき、
センター試験のレベルであれば単純に知識問題として出題されますから、
地殻中の元素を質量パーセントで多い順に表示したクラーク数を
覚えておきたいところです。
クラーク数は以下の通り。
①:O(49.5%) ②:Si(25.8%) ③:Al(7.56%) ④:Fe(4.70%)
⑤:Ca(3.39%) ⑥:Na(2.63%) ⑦:K(2.40%) ⑧:Mg(1.93%)
私は語呂合わせで「おっしゃってかな書きます」と覚えています。
もちろん数値まで暗記する必要はありません。
センター試験レベルでは順位を暗記しているだけで大丈夫です。
ただし、地殻中に存在する金属元素で2番目に割合の多いのは?
(答え:鉄Fe)
・・・というふうに、よく読まないとひっかかってしまうような聞き方の
問題には注意してください。
この「クラーク数」のように問題の答えを覚えるのではなく、
問題を解くために覚えておかなければならないことが
高校化学にはたくさんあります。
私のこのブログでも、これまで色々と覚えておくべきことを
紹介してきましたから興味のある方は参考にしてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
頑張れ、受験生!!

・・・などという問題をよく目にします。
答えはケイ素Siです。
これは単純に「クラーク数」の暗記の問題として扱われますが、
クラーク数とは、
「地表付近(地表面から10マイル以下までの範囲)に存在する
元素の割合を予測計算し、質量パーセント順に表示したもの」
とのことです。
地表付近には「地殻」以外に海水や大気も存在するので、
「クラーク数」を「地殻中の元素の割合」と完全に同じとみなすのは
少し大雑把ですが、地表付近の地殻(岩石)の占める質量割合が
約93.06%、海水が約6.91%、大気が0.03%となっているので、
おおよそオッケーということなのでしょう。
細かい定義はさておき、
センター試験のレベルであれば単純に知識問題として出題されますから、
地殻中の元素を質量パーセントで多い順に表示したクラーク数を
覚えておきたいところです。
クラーク数は以下の通り。
①:O(49.5%) ②:Si(25.8%) ③:Al(7.56%) ④:Fe(4.70%)
⑤:Ca(3.39%) ⑥:Na(2.63%) ⑦:K(2.40%) ⑧:Mg(1.93%)
私は語呂合わせで「おっしゃってかな書きます」と覚えています。
もちろん数値まで暗記する必要はありません。
センター試験レベルでは順位を暗記しているだけで大丈夫です。
ただし、地殻中に存在する金属元素で2番目に割合の多いのは?
(答え:鉄Fe)
・・・というふうに、よく読まないとひっかかってしまうような聞き方の
問題には注意してください。
この「クラーク数」のように問題の答えを覚えるのではなく、
問題を解くために覚えておかなければならないことが
高校化学にはたくさんあります。
私のこのブログでも、これまで色々と覚えておくべきことを
紹介してきましたから興味のある方は参考にしてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
頑張れ、受験生!!

Posted by ミーケン。 at 20:20│Comments(0)
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